全米ヨガアライアンス

全米ヨガアライアンス（Yoga Alliance)とは何でしょうか？

 

全米ヨガアライアンスは、最も大きな非営利のヨガ団体です。

 

全米ヨガアライアンスに登録されている全米ヨガアライアンス認定校（RYS）は世界で7,000校以上あり、全米ヨガアライアンスに登録している人は10万人以上います（2020年）。

 

日本ではどうでしょうか？

 

日本における全米ヨガアライアンス認定校は約200です（2021年）。そして全米ヨガアライアンスに登録している人の数は、東京地域で約1,000名（2021年）です。

 

全米ヨガアライアンスは何を行っているのか？

全米ヨガアライアンス認定校の数と全米ヨガアライアンスの登録者数を見ても、果たして全米ヨガアライアンスが何を行っているか分からないですね。

 

簡単に言えば、全米ヨガアライアンスは単なる認定機関です。

 

全米ヨガアライアンスが、実際にヨガインストラクター養成講座を開催して、ヨガインストラクターを養成しているわけではありません。

 

全米ヨガアライアンスが行っていることは大きく2つあります。それは、ヨガスクールを認定することと、ヨガインストラクターを認定することです。

 

 

全米ヨガアライアンスは、ヨガインストラクター養成講座を開催しているヨガスクールを認定しています。全米ヨガアライアンスは認定校になるための基準を規定しています。そして、その基準に合ったヨガスクールを全米ヨガアライアンス認定校（RYS)として認定しています。

 

全米ヨガアライアンス認定校になるプロセスは、認定校になりたいヨガスクールが全米ヨガアライアンスに登録の申請を行います。そしてその内容が全米ヨガアライアンスの基準に合っていれば、そのヨガスクールが全米ヨガアライアンス認定校として全米ヨガアライアンスに登録されます。

 

全米ヨガアライアンス認定校と言うことが一般的ですが、RYS（Registered Yoga School）を直接訳すと全米ヨガアライアンス登録ヨガスクールになります。

 

全米ヨガアライアンスに登録されると、そのヨガスクールは全米ヨガアライアンス認定校（RYS）として活動できます。そして全米ヨガアライアンス認定のヨガインストラクター養成講座を開催することができます。

 

全米ヨガアライアンスはヨガスクールだけでなく、ヨガインストラクターの認定も行っています。

 

全米ヨガアライアンス認定のヨガインストラクター（RYT）になるためには、全米ヨガアライアンス認定校（RYS)のヨガインストラクターを受講し、そのヨガスクールから受講を修了した証明としての認定書を授与してもらいます。そしてその認定書とともに、全米ヨガアライアンスに全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクターの申請を行います。

 

申請をするときに大切なのは、全米ヨガアライアンス認定校から授与された認定書です。それが間違いなく全米ヨガアライアンス認定校のものであれば、全米ヨガアライアンス認定のヨガインストラクター（RYT）として登録されるのは簡単です。

 

RYT（Registered Yoga Teacher)を直接英語で訳すと、全米ヨガアライアンス登録ヨガ先生となります。